今回は世界で一番コワーキングスペースが多いといわれるイギリス・ロンドンのコワーキングスペースを取り上げたいと思います。
ロンドンでは、パンデミック終息後もコワーキングスペースが増え続け、2023年の時点で1,400件以上もあり、2位のパリよりも1000軒以上も多いそうです。
イギリスではちょうどその年に、中小企業の事業所税の引き上げが行われたこと背景のひとつといえるでしょう。諸経費を削減し景気後退を乗り切るために、企業がサテライトオフィスなどへの移転を検討する傾向は今後も続くと予想されています。
今回のpart1では、ロンドンならではのクリエーターや美容業界など向けを、part2では中心地から少し離れた住居一体型や複合施設型のコワーキングスペースをそれぞれご案内したいと思います。
【Twickenham Film Studios(トゥイッケナム・フィルム・スタジオ)】
トゥイッケナム・フィルム・スタジオは、映像クリエーター向けのフレキシブルなワークスタジオで、100年以上にわたってフィルムメーカーとしての活動実績があります。「トップガン・マーベリック」などの長編映画やテレビシリーズ、ドキュメンタリー、ミュージックビデオ、コマーシャル等のオーダーメイド制作、ポストプロダクション、ビジュアル制作サービスを提供し、数々の賞を受賞し、多くの人に愛されているワークスタジオです。
URL: https://www.twickenhamstudios.com/
【hunter.collective(ハンター・コレクティブ)】
フリーランスの美容師たちが集うコワーキングスペース。働く時間を自分でおもうままに設定し、自分のエリアをおもうように装飾、クライアントや美容師自身が良いと思った製品を使用できる、フリーランスならではのオリジナリティあふれる自由な活動が可能です。
URL: https://www.instagram.com/hunter.collective/#
【Stillpoint Spaces London(スティルポイント・スペース・ロンドン)】
セラピストやワークショップリーダー向けの、治療室やセミナールームとして使用できるワークスタジオ。ロンドンのシティの中心部に位置しており、リバプールストリート駅などの公共交通機関から徒歩わずか3分とアクセスが非常に良好です。ロンドンの中心部にありながら、ワークルームは静かで広々としていて、清潔で明るく、会話と実践的なセラピーの両方のための設備が整っています。
URL: https://www.stillpointlondon.com/room-hire
【Open Cell(オープン・セル)】
バイオテクノロジーのスタートアップ向けにデザインされた、ワークスペース兼ラボスペース。こちらの特徴は、BioHotel(バイオ・ホテル)という科学者やスタートアップを念頭に置いて作成された一連のバイオテクノロジーサービスを提供しているところ。廃棄物管理、白衣、オートクレーブ、ガラス洗浄などの「舞台裏」のサービスが非常に充実しているため、重要な実験などに集中できる環境が整っています。また、PCR、治療薬、診断、合成生物学、フードテック、健康・美容などにも柔軟に対応でき、ビジネスに応じたラボが設計できます。
URL: https://www.opencell.bio/
いかがでしたか。世界一コワーキングスペースが多いロンドンにおいては、なかなか日本では聞かないような分野のコワーキングスペースが多くあり、多様化しているようですね。
次回part2では、住居一体型や複合施設型などのコワーキングスペースをご案内したいと思います。