コロナ禍で利用が加速したシェアオフィスオフィスやコワーキングスペース。フリーランスだけでなくリモートワークのビジネスマンの仕事場としても普及がすすみ、都心だけでなく郊外でも仕事がしやすくなりました。
それは海外でも同じようで、シェアオフィスやコワーキングスペースがここ数年、急増しているそうです。
海外ではとりわけコワーキングスペースの人気が高いらしく、多種多様なオフィスがあります。利便性や快適性、デザイン性を追求した個性的なオフィスがたくさんあって、ホームページを見ているだけでもたのしくなります。
今回は、そんな海外のコワーキングスペースをいくつか取り上げ、ご案内したいと思います。全2回で合計6つのオフィスをご紹介しましょう。
●アメリカ・ニューヨーク、ロサンゼルス『NeueHouse』
「NeueHouse」はアートや建築、映画など、主にクリエイティブな活動をする人たちが集まるコワーキングスペースです。アメリカのニューヨーク、ロサンゼルスを拠点とし、ともに歴史的なたてものの中にワークスペースや会議室、スタジオなどを配し、趣のあるアンティークな内装とモダンデザインが調和した、落ち着きのある空間になっています。ニューヨークでは1913年築の建築を利用しており、とりわけロサンゼルスのビルは1893年築で建築の傑作といわれるブラッドベリービル、ハリウッド映画のロケでも使われたことがあるそうです。
利用料金: [スタジオ]3600ドル/月(521,640円/月)~ [アトリエ]900ドル/月(130,410円/月)~ [ギャラリー]595ドル/月(86,215円/月)~ほか *為替レート9月22日現在
URL: https://www.neuehouse.com/
●フランス・パリ『Kwerk』
「Kwerk」では働く人たちの健康を身体・精神の両方の面から保つことをベースに設計をしています。ビル1棟をまるまるコワーキングスペースとし、内装デザインもとことんこだわり抜いています。デスクやチェアなどの家具もオリジナルでデザインし、世界各国から取り寄せたインテリアを使用した、とてもおしゃれで洗練された内装です。
なかでも約8000冊の本で埋め尽くされた壁にソファが垂直に張り付いている光景などは、遊び心を感じさせますね。ワークスペースのほかに、ジムや瞑想ルーム、シャワールーム、レストランなども完備、健康を意識した構成になっています。
利用料金: 要問合せ
URL: https://www.kwerk.fr/
●アルゼンチン・ブエノスアイレス『Urban Station』
「Urban Station」はアルゼンチン、メキシコ、チリ、コロンビアなど南米4カ国のほかエジプトなどの国々に12カ所の支店を有するコワーキングスペースです。
アルゼンチンでは5カ所のオフィスがあり、どれも明るいイエローをメインカラーとしたおしゃれでポップなインテリアです。「Urban Station」のコンセプトはモバイルワーカーの多種多様な仕事のつながりをサポートし出会いの場を提供すること。
オープンラウンジやレンタルオフィス、個室、会議室、イベントルーム、さらにはミニシアターなど、働き方のニーズに合った柔軟なスペースを有しています。また、会員はブランチメニューやドリンクが無料で楽しめるのもうれしいポイントですね。
利用料金: 要問合せ
URL: http://www.enjoyurbanstation.com/argentina/es/home/