前回に続き、日本橋に新しくOPENした個性的なカフェ4選のpart2をご案内します。
今回は、コーヒー豆を自転車を漕いで精製するというエコでユニークなカフェと、100%植物性食品で作ったボリューミーなアメリカンクッキーが自慢のカフェをピックアップしました。HPを見るとそれぞれのお店に独自のストーリーがあり、メニューのひとつとってもそれぞれの背景があるのだと感じます。そんな背景を感じながらいただくのもよし、何も考えずにおいしく味わうのもよし、とにかく一度足を運んでみたいカフェ2選をお届けします。
【 GOOD COFFEE FARMS Cafe & Bar 】
グアテマラで水も電気も燃料も使わずに自転車でコーヒー豆を精製するという、サステナブルで高品質なコーヒーをネット販売している「GOOD COFFEE FARMS」が、ここ日本橋にはじめての実店舗をOPENしました。代表者のカルロス・メレン氏は日本で暮らした経験を活かし、現地での生産の品質を維持・改善するため日本式の方法を取り入れ、ビニールハウスで精製した生豆を乾燥、真っ白で清潔な制服や毎朝の朝礼などを取り入れているそうです。H.Pではカルロス氏が日本へ来てから母国グアテマラでコーヒー豆を生産するに至るまでの並々ならぬ努力やその誠実なストーリーが描かれ、なかなかに読みごたえがあります。お店では生産者の人となりが写真付きで紹介されているので、作り手に想いをはせながらコーヒーを楽しむのもいいですね。
住所: 東京都中央区日本橋3-1-3-1F
アクセス: 地下鉄「日本橋駅」より徒歩2分
営業時間: 8:00~20:00
定休日: 無休
URL: https://www.goodcoffeefarms.com/
【 ovgo Baker Edo St. EAST 】
店名の「ovgo」は、「organic, vegan, gluten-free as options」の略で、お店の理念を表している言葉だそうです。理想のベイクショップを追求し、アメリカで出会った1枚のクッキーからヒントを得た「ovgo Baker」のアメリカンクッキーは、卵もバターも不使用の100%プラントベース。美味しくて、体によくて安心なものを、グルテンなどのアレルギーや宗教などの理由でいろいろな食事制限のある人、ヴィーガンやベジタリアンの人、おとなも子どもも、あらゆるすべての人に笑顔で楽しんでもらいたい、という思いで作られています。アメリカンクッキーらしいボリューミーでザクザクとしたものから、ほかのお店にはないフレーバーを使用した、水色のソルティチョコミントがけやシュガーブラックペッパー、ローズマリーココナッツなどの遊びゴコロのあるクッキーもあり、バラエティー豊かです。H.Pではお店の成り立ちや理念などがわかるFriendly Hand bookが読めるので、興味ある方はぜひご一読を。
住所: 東京都中央区東日本橋2-2-8
アクセス: 地下鉄「東日本橋駅」より徒歩
営業時間: [平日]11:00~19:00 [土日]10:00~18:00
定休日: 無休
URL: https://ovgobaker.com/
いかがでしたか。伝統的な街のイメージのある日本橋にも、新しいタイプの個性的なカフェが増えているようですね。仕事のリフレッシュや帰宅時のリラックスに、このような魅力あるカフェに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。